外で暮らす子猫のこと
ひとりごとコラム
最近のご報告、第4弾!の前に、
ちょっと子猫についてお話を。
地域猫活動メインのピースキャットでも子猫の
お問い合わせが少なくありません。
「子猫」という春の季語が俳句で存在するくらい、
春と秋は繁殖期と言われ子猫が生まれやすい時期です。
問い合わせも子猫ラッシュ。
道を歩いているとミーミーと、か細く鳴く声を耳にするのではないでしょうか?
子猫にとって外の世界は危険がいっぱいです。
病気になったり他の動物に捕食されるリスクはとても高く、
親から何らかの理由で離れてしまうと、
ほとんどの子猫が死んでしまう可能性が高いです。
例えば子猫の天敵カラス。
子猫がカラスに襲われていたところを心優しい方が助けてくれ、
その後どうしたらいいか分からないという問い合わせが最近もいくつかありました。
残念ながらそのうち一匹は命は取り留めたものの、頭を突かれ脳の傷が深く、
後遺症を追ってしまった可能性があることがわかりました。
カラスは雑食なので他のものを食べて生きていくことも勿論できますが、
猫を襲うカラスが悪いのではなく、外で危険な目にあう子猫を減らすことが大切です。
最近のご報告、第3弾でもご紹介したチャイくんのように素敵な家族にめぐり逢える子はごく僅かだと思います。
また次の繁殖期はやってきます。
外で生まれた子猫たちが、一匹でも多く、温かな家族と寝床にめぐり逢えますように。