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福岡市中央区 TNR【地域猫】

福岡市中央区 TNR【地域猫】

福岡市中央区、この地域は野良猫が多く、今回のTNRはアパートの1階を住処にしてる猫でした。
 
餌やりさん達に話を聞くと、
このアパートには何年も前から猫が代わる代わる住み着き、
住人や近所の方とのトラブルが多いそう。
たしかに張り紙や、住人がいるにも関わらず、2階に上がる階段を立入禁止で塞いでいることから察しがつきます
 
 
 
 
コロナウイルスで非常事態宣言が出る前の確認では
オス2匹、メス2匹(内1匹は保護譲渡)でしたが、
オス猫は近くの公園に移動してました。ごはんが充分にないのかもしれません。
 
残りのメス猫を手術するために敷地内に立ち入る許可と理解を頂かなくてはいけません。
 
凄く難航しました。
無視され続けなかなかお話できません。
敷地内に餌入れが置かれているので飼っている認識かもしれません
この子が今後ごはんが食べられるように理解してもらえたら…
 
時間はかかりましたが、ようやく1階の住人とお話できました。
ご自身も家で猫を飼っており、猫自体は好きだそう。
近所の一部の方や通りすがりの方が置き餌をし、ゴミも敷地内に捨て、近隣からクレームが来ているので敷地管理者が張り紙をしているとの事。
話せば凄く柔らかい雰囲気のお母さんでした。
 
TNR・地域猫のことをお話でき理解してもらえました。しかし2階の方とは接触できません。
 
飼い猫でないことが確認でき、少し離れたところまで呼び寄せ敷地外で捕獲することになりました
 
 
入院1週間終え、リリース。
現状見ると後ろ髪引かれる思いでしたが、他の子も手術しないと増える一方です。
 
 
 
この地域は、住人からすると【迷惑な餌やりさん】ばかりです。
餌を敷地内や道路にばら撒き、ゴミすら放置します。
迷惑行為への苛立ち怒りは全て猫に矛先が向いてしまうのに。
 
ただ、餌やりさんの多くは「誰もご飯をあげてない。かわいそう」という優しい気持ちからだと思います。
「近所にご迷惑をおかけしている、後始末を誰かがしなくてはいけない」と理解されてないのです。
このアパートでも話すと、耳を傾けてくれる餌やりさんもいれば、
やんわり話をもっていこうとすると感じ取って笑って何かを言って去っていく人もいました。
 
中央区とはいえ、昔から住んでる人が多いこの地域(治安も良くないです)で餌やりマナーを浸透させるには少しずつ歩み寄りながらお話しなくてはいけません。
 
かりんとう模様の仔猫【譲渡済】

かりんとう模様の仔猫【譲渡済】

川の向こう岸の雑草の中から、一生懸命鳴く仔猫の鳴き声がして、
まわりにお母さん猫がいないか、兄弟はいないか、探しましたがいなかったので、保護しました。
病院の先生いわく、人に慣れているので捨てられた可能性が高いとのこと。
 
 
人懐こい、おてんば娘さんです。
頭にかりんとうをのせているような模様がチャームポイント!
しっぽもかりんとうとお揃いの黒。
 
 
早速お問い合わせいただき素敵なご夫婦に家族として迎えられました。
 
 
 
 
 
末永くお幸せにね♪
 
 
毒入りパンばら撒き
!!地域猫やお散歩してるワンちゃん、小さなお子さんがいる方お気をつけください!! 【毒入りパンばら撒き】
 
福岡県春日市の須玖南公園で薬品の塗られたパンが草むらに置かれていたそうです。
 
恐らく地域猫を狙ったものだと思いますが、
この近くは保育園もありいつもはお散歩コース。
今はコロナもあってたくさんの子供たちが遊んでいます。
 
運悪くお散歩をしていたワンちゃんが食べてしまい、1週間苦しみ抜いて今日亡くなったそうです。
 
大きな体の秋田犬だったそうですが、その子が耐えられないとなると、
小さなお子さんは?
地域猫たちは?
 
ゾッとします。
この公園に関わらず、他の地域でもお気をつけください!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「福岡市中央区のおチビさん」【譲渡済】

「福岡市中央区のおチビさん」【譲渡済】

 

中央区の大通りから一本入った裏道にあるアパートの隙間で暮らす4匹(みんな、幸せの鍵シッポ!)のうちのおチビさん。
 
 
ご飯はもらえてるようですが、交通量の多い道。
2年くらい見かけていたのですが、体が全然大きくならず、他の子たちにご飯を食べられているよう。
 
 
最近やっと捕獲し、不妊手術のため病院に行ったところ体重2キロ…
リリースするべきか里親募集するべきか。
悩みましたが、あの状況ではご飯も食べれずつらい思いをするだけ。
家猫修行が必須でしたが、保護することになりました。
 
 
 
お顔はパッチリおめめの美人さん
今は怖くてプルプルしてるけど、きっと安心できるお家でお腹いっぱい、ゆっくり寝れたら幸せでしょう。
仮の名前は ふるふるになりました。
 
 
 
 
シャーシャー言うとりますが、ベッドはお気に召したよう。
 
 
 
そしてふるふる、家猫修行のためさらに他の方のところへ預けられお引越し。
 
そこでお友達もでき、なんと二匹一緒に譲渡されました。
 
まだまだ家猫として人馴れしていませんが、優しいご家族が向き合って一緒に家猫修行してくださること。
 
糟屋郡の桜やツツジ、川もあるのどかな環境の一軒家です。
 
いつも音の大きいところで暮らしていて、他の猫たちについてまわるも、仲良くなれなかったふるふる。
 
やっと心穏やかに暮らせます。
 
そしてご主人がテレワークで在宅のため、寂しい思いはしません。
 
 
 
ふるふる、幸せになってね!
 
視線をお二人同時にカメラ目線。同時にそらす。まるでアーティスト写真のよう。
 
ツンデレミケちゃん【幸せ報告】

ツンデレミケちゃん【幸せ報告】

 

ミケちゃん改め、にまめちゃん。

ご家族から幸せ報告を頂きました。

お友達と楽しそうに暮らしています。

 

 
 
 
 
 
 
 
愛されているのが伝わります♪
 
 
 
 
人知れず生きて、亡くなる猫たち

人知れず生きて、亡くなる猫たち

 

よれよれのガリガリの猫をみかけました。

少しごはんをあげ、食べました。

疥癬のようだったので薬をもらいに行き、翌日飲ませようとしたら、もう顔もあげられない状況になっていました。

そのまま病院に連れていき点滴して入院させました。

検査結果はエイズ白血病陽性、疥癬、痩せてて脱水。ひどいものでした。

結局この子は朝亡くなってしまいました。

野良猫の過酷さをもっと世間に知ってほしいと強く感じました。

あなたたちが捨てた猫はこんな風になってしまった、あなたが見てみないふりしたからこうなってしまった。

そう呟いた瞬間でした。

 先日、SNSでマンションに張り出された内容の記事をみました。

「子猫がマンションに居ついたため、処分しました」と。

もちろん、猫がいることで糞尿の問題、餌やりさんのマナーが悪ければ置き餌をし異臭がするかもしれません。

コンクリートだらけで糞尿が土に還らず、人の衛星上よくはありません。

では、消せば済む問題でしょうか?

自分に関係のないことだから、感情のある生き物がどうなっても問題ないのでしょうか?

張り紙を見て「あぁ、そうなんだ」と当たり前に受け取れば、それを見ている子供たちもきっとその感覚が当たり前になるでしょう。

迷惑だから消せばいいのだと。

相手の気持ちを思いやることも立場を想像することも出来なくなります。

これは猫の問題だけではないのだと思います。人の未来の問題です。

野良猫はほとんど眠れていないのだと聞きました。多くの野良猫は5年と生きられません。

食べ物がなかったり病気だったり睡眠不足だったり、外の世界は猫にとって過酷です。

この子のように最後を看取れる子は僅か。

人知れず生きて亡くなっていく子たちに少しでも安らげる場所を。空腹で苦しまず、お腹いっぱい食べさせてあげたい。

そんな子達を減らしたい。

この記事を見ている皆さんが実働でなくても、少しでも気に留めていただけたら嬉しいです。

 

 

福岡市TNR【地域猫】

福岡市TNR【地域猫】

 

福岡市近郊にある住宅地で去年の春頃から継続して地域猫の不妊手術を進めています。

 

餌やりをしている外猫は不妊去勢手術を済ませておかないと野良猫が増え続けます。

ですが餌やりをされている方が忙しかったり病院の予約がなかなか取れなかったりなど手術が先延ばしになってしまっているうちに猫はあっという間に妊娠してしまうんです。

 

今回のケースでは餌やりさんの希望もあって妊娠中の母猫の出産・離乳を待ってからその母猫の不妊手術を終えました。

そして生まれた4匹の子猫が約6か月後、手術できる歳になったら、その子猫たちの不妊手術もすべて行うことにしました。

猫たちを見守りつつ増えすぎてしまわないように地域の人同士が声をかけ合いながら協力しています。

 

 

 

黒っぽい子猫はよそから最近迷い込んできたのですが、特定の人には近寄ってきて、

と〜っても人懐こく甘えてきて、可愛いです♪

 

ツンデレミケちゃん【譲渡済】

ツンデレミケちゃん【譲渡済】

 

運営メンバーが焼き鳥の屋台を見上げてる小柄なミケのねこに出会いました。

その子はしっぽを上げてにゃあにゃあと近づいてくるんですが、近づいたら猫パンチ!

最初の印象はとても触れそうな感じでもなく、でも走って追いかけてくる…

遠くにいても姿が見えると走ってくるため車にひかれそうで怖くて、心配していました。

 

 

捕獲を考えていた所、みるみるお腹が大きくなり、ミケはすでに妊娠していました。

お腹の子を産ませるべきか、おろすべきか。

運営の中でも意見が割れる問題です。

ですが、仕事をしながら地域猫のお世話活動しており、家にはすでにたくさんの子を抱えています。

子猫のお世話をする時間も譲渡するまでの経済的余裕もありません。

ミルクボランティアさんも手いっぱいです。

保護したメンバーは辛い決断をしました。

猫に不妊去勢手術さえしていれば、捨てたり逃したりしなければ、こんな不幸な猫を増やさずにすむんです。

ミケには温かい寝床に美味しいご飯も食べて幸せになってほしい。リリースせずに里親募集をすることになりました。

 

他の子たちもいるためミケはケージに入り、別の部屋で過ごしました。他の猫や人に慣れさせるためケージに入れた状態で対面してみても唸り威嚇しまくり・・・しかし保護したメンバーには物凄くあまえん坊。膝にのってきたり、ずっとついてきたりします。

とにかくまだ遊びたい盛り、とても元気です。兄弟がいなかったのか遊び方も容赦なく、手は噛み傷、引っかき傷だらけでした。

 

 

他の人を見ただけで唸るため譲渡会は厳しい。

たとえ譲渡したところで、加減がわからず、譲渡先では凶暴に見えるかもしれない。もしかすると飼えないと返されるかもしれない。

そうなるとミケが辛くなるのではないか・・・。

里親探しを諦めかけていました。

 

するとネットで掲載していた募集に応募がありました。

「今暮している猫ちゃんが甘えるタイプではないので甘えてくれる猫ちゃんも迎えたい」と。

保護したメンバーはすぐに会いに行き、ミケのことを隠さずお話ししました。

応募してくださったご家族はすべて受け入れてくださり、トライアル開始。

訪問時は恐ろしく唸っていたものの、途中から抱っこできるようになり良い雰囲気に。

奥様も専業主婦でお家にいる時間が長く、寂しがり屋なミケには幸せな環境でした。

幸せそうなミケの写真。

 

 

 

 

先住猫さんともバランスよく生活できているようです。

保護メンバーが諦めずに向き合ってくれたおかげで本当に素敵なご家族と出会えました。

 

そして、受け入れてくださった心優しいご家族にも感謝です。

ミケ、温かい家族と末永くお幸せに。

 

中央区舞鶴、建物の間にいた子猫【譲渡済】

中央区舞鶴、建物の間にいた子猫【譲渡済】

 

交通量の多い中央区舞鶴。

建物の間に子猫が一匹ポツンといたところ、心優しい方が見つけ

周りにお母さん猫がいなかったため心配し、どうしたらいいかとお問い合わせがありました。

話を聞くと、保護しようにも臆病でなかなか隙間から出てこず、ご飯を置くと恐る恐る近づき食べていたようです。

 

 

人慣れしていないことから外で生まれた子猫なのかもしれません。

保護するまでの間、問い合わせされた方は周辺のお店の方達と協力して

毎日、ご飯をあげに様子を見に行きお世話をしていたそうです。

 

 

そのおかげで保護時も痩せておらず550グラムの元気いっぱいな男の子でした。

名前はヤマトくんです。

 

 

 

 

 

小さな子猫の命を何人もの大人が関わり繋ぎました。

私たちの活動を全く知らない方たちが言葉が通じない相手を思いやり、

自分の気持ちにしたがって行動されていたことに、とても嬉しく温かい気持ちになれました。

今は優しいご家族の元で暮らすヤマトくんに、みんなの思いが届きますように。